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  • 執筆者の写真浩美 竹下

揺さぶられっこ症候群の心配、ありません!

以前、ご参加者よりこんなメールをいただきました。


娘を抱っこしてバランスボールで弾んでよくいわれる「揺さぶられっこ症候群」にならないでしょうか。

娘が生まれて、手探りで育児をしていく中

色々な方に「揺さぶられっこ症候群」について言われ

揺さぶられっこ症候群恐怖症みたいな状態になってまして・・・。

首ががくんがくんなってませんし、

大丈夫だとは思うのですが、気になりまして。

娘は、とってもバランスボールの振動が気に入ったみたいで

家でもバランスボールに座った状態で抱っこしてあげていると

ご機嫌なんですが、夫が気にしてしまって・・・。


という内容でした。

もちろんレッスンの中では、一番初めに赤ちゃんの抱っこの仕方をお伝えしています。

質問の中で書いてくださっているように、頭がグラグラしないように

揺さぶられっこ症候群の心配がないようにお伝えしています。


ですので、メールをくれたこのご参加者ご自身はそれを身につけ

クラス内でも、ご自宅でも不安なく抱っこして弾んでいらしたんだと思います。

でも、パートナーの一言で不安になる、、、そしてうまく伝えられないと

パートナーも気にしてしまう、、、というのもわかります。



「揺さぶる」というのは、頭自体もブンブン揺らすことがいけないのです。

「揺さぶられっこ症候群」になる動作として

・頭を2秒間に5~6回揺する

・体を10秒間に5~6回の割合で激しく揺する

・体を20分間左右に揺する

・「高い高い」で空中に投げ上げてキャッチを繰り返す

・両手で抱え、急激に持ち上げゆっくり下ろすことを繰り返す

・揺り篭に入れたまま、6歳の兄が大きく・早く何度も揺すった

などがありました。


まだ首の座っていない、又は首が座って間もない赤ちゃんの

首を支えてあげずに揺らしている行動があげられていますね。

赤ちゃんを抱っこしてバランスボールで弾むときには、頭を固定し、

そして鏡を見て、赤ちゃんの首がグラグラしていないか

確認しながら弾んでもらっています。


まずは、レッスンにお越しいただき

正しい抱っこの仕方を身につけ

ご自身が正しい抱っこの仕方を身につけたら

それをパートナーにも伝えてほしいと思い、抱っこの仕方を簡単に記します。


何でパートナーに???

それは、男性でも簡単に寝かしつけができる方法だからです。

授乳期って、どうしても、男性より女性の出番が多くなりますよね。

でも、「これはオレに任せとけ!」ってことがあると、男性は俄然張り切ってくれます!


なので、お伝えくださいね。

初めに実践して、その後やってもらうとわかりやすいです!

鏡で姿を写してみると分かりやすですが

大きな鏡がなければ、夜窓に姿を写して確認してみてください。




『赤ちゃんを抱っこして弾むとき』


1)赤ちゃんを抱っこしてからボールに座ります。


2)赤ちゃんは縦抱きではなく、横抱きにします。

(斜め抱き・ゆりかご抱きともいう呼び名もあるようです)


3)ご自身の脚の幅は腰幅くらいで、脚と脚の間に赤ちゃんのお尻が乗っかるような感じです。

※これで、腕や肩で持ち上げることがなくなり

赤ちゃんの体も床に対して水平ではなく斜めになり、心地いい状態がつくれます。


4)赤ちゃんの頭を肘の内側と胸で支えように、自身の体へ引き寄せます。

(このとき、手首にムダな力が入っていないかも、注意してください)

※頭を支えてあげるので、弾んでも赤ちゃんの頭はグラグラしません!

ですので、揺さぶられっこ症候群の心配もないのです。

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